最近になって思うこと
2025年ももぅ11月。
「もぅ11月」「まだ11月」と捉え方は人それぞれですね😃
来年、還暦を迎えます。3回目の成人式です。(4回目の成人式も元気で迎えられたら嬉しいな。)
今まで数多くの養成コース、セミナーを担当してきました。自身が講師として「完璧💪」と確信
したことは1度もありません。
その日の振返りをしては、「次は、ここをクリアできるように工夫しよう。」の連続で今日まで
やってきました。
初めて人に物事を伝える仕事をしたのは、20歳後半。何も分からないまま担当したことを覚えています。
今みたいに、ネットで検索するとすぐに情報が入る時代ではありません。自分で書物を開いては調べて
それでも分からない場合は人に聞きに行ったりしたものです。そぅやって手に入れた情報や知識は
忘れることなく今でも役立っています。

今の時代の学び方。このままでいいのか?
とあるミーティングで、これからの運動指導者のあり方についてディスカッションをすることがありました。
私たちが相手にするのは「生身の人」です。
相手にどう寄り添えるか。
相手との信頼関係をどう築くか。
単にエクササイズを提供するのではなく、相手の状況を把握しながら提供する。これだと思うのです。
私もパーソナルセッションの時など、「今日は、おしゃべりの時間にした方がいいかな❓」と思って
「今日は、おしゃべりしますか❓」と聴いたら「それがいいです😃」と一気に表情が緩んだことも
あります。クライアント様がおしゃべりすることを聴いて、興味深く質問してみたりして。。
「今日もありがとうね。。」と満遍な笑顔で言って下さることは、冥利に尽きます。
特にコロナ禍で、オンライン,YouTubeの普及の影響で、直接、会場に足を運んで、時間をかけて
学ぶことが少なくなっていると思います。
果たして本当にそれで、生身の人に対して運動指導ができるのでしょうか❓
正直、私は疑問です。というか、私は違うと思います。

フルに五感を使いますね😃
失敗だらけの運動指導者でした
今は、養成コース,セミナーの講師をはじめ、人財育成を行っていますが、ここまで紆余曲折でした。
ほんとに失敗だらけで、そこから得たことが、今の私があると思います。
◻︎エアロビクス養成コースでは、私だけが最終試験に不合格。再試験まで、仕事の合間に自分のできない
動きを何度も練習して、体に染みこまして再試験を受け合格。
◻︎社員だった時に、ボディキネシス®︎(以前はボディチューニングというネーミング)養成コースを受ける
為の試験を受けて、不合格😢。どうしてもボディキネシス®︎を勉強したかったので、ボーナス全額を投資
して外部で受講。
◻︎ジャイロトニック®︎の最終の試験も不合格😢東京からの帰りの新幹線🚄ではずっと泣き続け、目を腫らして
大阪に帰った。大阪で体がちぎれるほど、ジャイロトニック®︎のマシンを使って練習する。
これは、ほんの一部です。
もともと要領がよろしくなく、人より時間がかかる分、練習量も多くなります。
でも、そのおかげ。というのでしょうか❓体と頭に染み込ませたものは、そう簡単には忘れません。

梅本バトンを渡せたら
これからの私の役割のひとつとして、
相手と信頼関係を築き
相手に寄り添いながら
伴走者として健康のことを届ける。
それができる運動指導者さん,そして講師の人たちを育成していきたいです。
私が今までやってきたことが、何かのお役に立てば嬉しいです。
「梅本バトン」を少しつづ渡せたら、それを受け取ってくれる人がいたら
自分の持っているものを渡していきたいと思っています。
そんなことを思うようになった今日この頃です。



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