大阪府貝塚市の山手地区公民館と浜手地区公民館で、それぞれ5回にわたって担当させていただいた
機能改善体操の講座が終了しました。
講座で大切にしてきたのは、体操の動きを覚えるだけでなく、
自分の体を知り、日常生活に役立つ体の使い方を体感していただくことです。
「自分の体に興味を持つようになりました〜!」
「この体操だったら毎日できる!」
そんな参加者の皆さんの言葉が、うれしく心に残っています。
「椅子は、体のどこで座りますか?」
山手地区公民館での最終回は、1回目からの復習から始めました。
私が「椅子には、体のどこで座りますか〜?」と問いかけると、皆さんから「坐骨〜!」とお返事が。
そう言いながら、自分の坐骨を手で触って、座り方を確かめていらっしゃいました。
言葉を覚えているだけでなく、自分の体に触れ感じながら動く。
その姿に、これまでの学びの積み重ねを感じました。
普段、何気なく行っている「座る」という動作も、自分の体に意識を向けるきっかけになります。
膝の体操は「膝ってどこ?」から
山手地区公民館の4回目は、「膝痛予防の機能改善体操」を行いました。
始まりは、こんな問いかけです。
「膝ってどこですか?」
「では、膝関節ってどこですか?」
「膝は、どんな動きをするでしょうか?」
自分の膝に触れ、動かしながら確かめるところから、体操へとつなげていきました。
私が大切にしているのは、「こう動いてください」とやり方を伝えるだけでなく、
体のどこを、どのように使っているのかを、ご本人に感じていただくことです。
参加者の皆さんも、1つ1つの体操で、自分の体と対話するように動かれていました。
立ってかかとを上げ下げする体操では、ふくらはぎの筋肉を使いながら、動きを確かめる姿が
見られました。講座終了後には、個別に体のお悩みやご質問もお聴きしました。


「何のために行うのか」が分かると、体操が身近になる
浜手地区公民館の3回目には、プリントをお渡しし、体操のポイントを詳しくお伝えしました。
「何のために、この体操をするのか?」
「この体操が、自分の体や毎日の生活にどう役立つのか?」
そこを日常生活と結びつけてお話しすると、皆さんの眼差しがとても真剣に。
立つ、歩く、椅子から立ち上がるなど、普段の動作と体操のつながりが見えてくると
「自分のためにやってみよう」と感じていただきやすくなるのだと思います。
私も、ついつい熱弁になってしまいました(笑)
体操が暮らしの中に根づくためには、動きの説明に加えて
「自分にとって、どんな意味があるのか」が伝わることも大切にしています。
ペットボトルをまたいで、全身を使う!
山手地区公民館の最終回では、床に置いたペットボトルをまたぐ動きも行いました。
脚を持ち上げる。
腕を振る。
目線を遠くに向け、視野を広く持つ。
1つの動作の中で、脚だけでなく、腕や目線にも意識を向けながら全身を使っていきます。
身近なペットボトルも、体の使い方を確かめる体操の道具になります。講座での皆さんの様子は、
ぜひ動画でもご覧ください。
定員30名に、60名のお申し込み
2026年度の前期開催では、定員30名のところ、60名のお申し込みをいただき、後期も開催させていただく
ことになりました。
この反響から、体を動かす機会や、自分の体について学ぶ場を求めている方が多いことを感じています。
浜手地区公民館では、企画の段階で、全5回のうち3回を機能改善体操体験セミナーとして
開催することをご提案しました。
担当者の方が「ぜひ! そうしましょう」と快く受け入れてくださり、実現につながりました。
講座の機会をつくり、支えてくださった公民館の皆さまにも、心より感謝しています。
今回お伝えした機能改善体操は、NPO法人いきいき・のびのび健康づくり協会®︎の体操です。
講座は終了。でも、毎日の体づくりはここから
毎回の講座を終えるたびに、私自身も伝え方や進め方を振り返り、次の回につなげてきました。
体の仕組みを分かりやすく伝えること。
楽しく動きながら、自分の体で確かめていただくこと。
その両方を大切にしながら、皆さんと過ごした全5回でした。
私の役割は、体操を伝えることに加えて
自分の体に興味を持ち、日々の暮らしの中で体を動かすきっかけをつくることだと考えています。
参加してくださった皆さんには、是非お気に入りの体操をまずは2つ
ご自宅でも続けていただけるとうれしいです。
「これなら毎日できる」と思える体操を、無理のないペースで生活の中へ。
山手地区公民館・浜手地区公民館の講座に参加してくださった皆さん、ありがとうございました!
そして、講座を企画して下さった担当者の皆さんに心から感謝致します。



コメント